麻 – バック・トゥ・ザ・フューチャー、2025年

「ヘンプ ―バック・トゥ・ザ・フューチャー」展は、2025年9月12日、大阪万博のルーマニア館にて国際初公開され、10月13日まで一般公開されます。

イヴァン・パツァイチン協会(Mila 23)とバイツァ織物博物館が主催する本展は、ブカレスト市役所とブカレスト市創造・芸術・伝統センター(CREART)が、ルーマニア文化研究所との提携、ルーマニア外務省および在日ルーマニア大使館の支援を受けて日本で開催します。本展では、麻の有形・無形の遺産を探求し、再生可能な原材料、文化的シンボル、そして未来のデザインのための資源としての可能性を強調するとともに、国際文化交流における積極的なプレーヤーとしてのルーマニアの存在感を高めます。

本プロジェクトは、ルーマニアと日本の伝統工芸品、現代アートインスタレーション、そしてフロリカ・ザハリア博士と佐藤みどり氏によるルーマニアと日本の伝統衣装をテーマにした研究アルバムの展示を通して、一般の人々に異文化対話の体験を提供するものです。この二つの文化遺産を考察する展覧会は、ブカレストのルーマニア農民国立博物館で初めて開催され、ルーマニア国民との直接的な交流を通して記録された「In(toarcem) cânepa spre viitor(ルーマニアの伝統衣装)」展に続き、国際的に公開されます。

本展のコンセプトは、テオドール・フロル(イヴァン・パツァイキン協会 –ミラ23キュレーター)とフロリカ・ザハリア博士(バイツァ織物博物館名誉研究員兼保存修復士)のコラボレーションによって生まれました。現代的な視点とドキュメンタリー的な遺産観を融合させ、ルーマニアの伝統を保存・評価し、国際的な文脈で促進するというCREARTの使命を明確にする要素を盛り込んでいます。本展では、織物博物館のコレクションから選りすぐられた織物遺産(伝統衣装、織物、楽器)のサンプルや作品、現代的な麻の衣服作品、オラー・ジャルファス(パツァイキン)による織物インスタレーション、そしてダン・ヴェゼンタンとディルマナ・ヨルダノヴァによるマルチメディア作品が展示されます。

展覧会のオープニングは、9月12日(金)午後3時(現地時間)、大阪万博2025のルーマニア館にて、キュレーターチームおよび関係機関の出席のもと開催されます。